イシュリアル帝国

作中では帝国としか書いていなかったが、これが正式名称(笑)。まあ、学園がメインなので物語に国家が関わることがほとんどない。表向きは立憲君主制の軍事国家。
161年と7ヶ月前に勃発した人類と魔族による地上全土を巻き込む大戦の終戦後、地上に残った大量のモンスターの討伐と、国威回復のために軍事力の徹底強化案として、国立戦術学園を設立。
当時は軍学校のようなものであったが、時代の流れと共に今のような形になった。

地方都市コンティース

舞台となるデルタ校がある、国の西北西に位置する地方都市。人口約3万人。
古代遺跡が多かったせいか、考古学的に価値があるものがやたらゴロゴロ出てくる。

古代兵器等もあったらしく大戦時はここを拠点に国民は戦っていた。終戦後はそのまま町として発展している。
気候はやや寒め。街の近くには鉱山がある。

シェルブール

ジャナルが寄宿している寮。全室個室。
学園側は家が遠方で通学が困難な者等に対して無償で寮を提供している。ジャナルの場合は両親が他界し、育ての親であった祖父も数年前に他界して住む家がなくなってしまったためにやむなく寮に入った。
シェルブール以外にも寮は他にもいくつかあり、個室から相部屋まで様々であるが、寮部屋も限りがあるので特別な事情がない限り部屋を選ぶ事はあまりできない。個室は基本的に上級生優先。

ちなみに弟のディルフは別の寮の相部屋。故に、兄弟なのにあまり顔を合わすこと自体がこの二人にはなかったりする。

喫茶カルネージ

フォードが店長代理で働いている学園近所の喫茶店。営業時間は昼から夜8時くらいまで。週末だけ深夜まで営業しているバーに変わる。
店長はフォードの祖父。リフィも特に用事がないときは手伝ったりしている。
学園近所にあるため、生徒の利用客も多く、値段もとてもリーズナブル。
ジャナル達もよく利用しており、店の売り上げに貢献……している事もあるが、水一杯で長時間居座ったり居眠りしたり、余計なトラブルを持ちかけてきたりと、店側にとっては頭が痛くなる行動もしばしば。

あと、店の地下にはどっかの誰かさんが無断で作ってしまった学園内直通のトンネルが掘られている(笑)。

森林公園

公園とは名ばかりの未開拓区域。ぶっちゃけ木と雑草しかない。
野戦訓練に使えそうなのに公園と銘打っているため戦闘禁止。未開拓のまま開発予定が全く見通しが立っていない、という残念な場所。ろくに整備もされていないため、人も寄り付かない。

コンティース総合病院

一応回復魔法あるんだから病院いらなくね?……と言われそうだが、一般の魔術師が使える治癒魔法は出血を止める・体力を回復させるなどの応急処置程度が関の山だし、本格的な医療知識があるわけでもないのである。病気の治療や、重症患者などは医者(という名の治癒術のエキスパート)の出番。
交代制で24時間営業。急患が出た場合は自警団が直接病院へ搬送するという形になる。

帝都トライピル

帝国の首都。巨大な帝国城が中心部にあり、それを取り囲むかのように都市が広がっている。
各重要施設もここにあり、学園教育総会の本部も例外なくここにある。ちなみに国立戦術学園もアルファ校・ベータ校と2校ある(微妙に学科が違う)。
位置的には、本作舞台であるコンティースから馬車でひたすら3日間南下した所。道中は道があんまり整備されていないため、直線距離ではないが。
国一番の大都会で、大通りは常に人でごった返している。


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